2010年10月30日土曜日

2010年11月19日京都シネマさんで上映します



寒いです。
早いもので昨年の映画祭から一年が経ちました。
2010年のブラジル映画祭、今年は初の京都での上映です。

昨年の映画祭では、思い出の地、京都。
大阪での上映に合わせて、
京都のAfro Rock 酒場/Hybrid Cafe「VIVA LA MUSICA!」さん、
natural food Village」さんのご協力をいただき、
choroミュージシャンの良ちゃん、徳ちゃん、イノリ、と阿部さんの前夜祭を開催していただきました。


はるばる大阪での上映にも来ていただき
改めて、関西のほんわかとした人情を噛み締めて
楽しかった一夜でした。

そんな京都でまた上映会をしたい…と願いつつも
あれよというまに一年がすぎてしまい、すいません。
そんな折り、
そんな思い出の京都で上映していただけることになりました!



「pertificando 〜僕の中にあるブラジル音楽を辿る旅〜」

2010年11月19日(金)@京都シネマ
16:30〜19:35

平日の夕方なのですが
もしお時間都合合いましたらご覧下さい!

ブラジル映画祭2010年@京都

2010年2月3日水曜日

浅草サンバチームウニアン上映会@東京外国語大学

2010年明けましておめでとうございます。
昨年は本当にお世話になりました。



ブラジル映画祭で映画を観ていただいた、Tさんよりご連絡をいただき、
浅草サンバチームのウニアンドスアマドーリス
若者たちに観て欲しい、とのことでお話をいただき上映会を企画していただきました。
というのも、映画祭のことを知らないメンバーも多かったとのことで
映画には、サンバチームのOBも多数出演頂いていたので
OBたちが、何を考え、どうブラジル音楽と関わって来たのか、という葛藤や喜びについて
映画を通じて感じて欲しい、とのことでした。

振り返ってみれば、私も18歳、19歳と、浅草サンバカーニバルに出場しており
ただ、その時は、音楽が心地よい、仲間が楽しい、お祭りが楽しい、という単純な動機で
のめり込んでいたもので、
なぜ、ブラジルか?など、あまり深く考えた事もなかったので
そんな純粋な若者の前で説教臭くはないか?と
非常に恐れ多い気持ちではありました。

Tさんは熱意を持って長年浅草サンバカーニバルとともに歩まれて来て
チームを越えた、繋がり、連帯、を
サンバという音楽を通じて、体現されている方でした。
日本のサンビスタ、というテーマで是非映像として残したいお人でござます。

Tさんの熱意に心を打たれつつ
上映後、阿部さんのソロギターの演奏もありつつ
楽しい一日を過ごしました。


東京外国語大学のキャンパス内で上映会を行っていただいたのですが、
10年前は、まだ大塚に大学があって、通ってエンヘードーの練習をしていた頃を思い出しました。
若さっていいなぁー。
そして、脈々とこうしてサンバを好きになる日本人が増え続け、毎年日本でサンバカーニバルが行われていることに
ブラジルの人たちはほとんど知らないのではありますが。

そんなキャンパスで甘酸っぱい思い出に浸っていると、
誰かが言っていた言葉を思い出しました。
「日本人は感情の表現が苦手だから、ブラジル音楽のような熱いオープンな音楽に心を奪われてしまうの…」
たしかに。




ほんとにこの上映会を企画し
実行していただいたTさん。本当にありがとうございました!
初心を思い出させていただけるような、楽しいひとときでした。

2009年12月11日金曜日

日曜日はアウボラーダさんで上映会




明日は、吉祥寺アウボラーダさんでの上映会となります。
大変嬉しいことに、満席で予約もいっぱいになってしまったようで
今回お越しになれなかった方も
是非また、来年、上映会準備致しますので
何卒、お力添えの程、よろしくお願い致します。
(akinagu@mac.comまでメールいただけましたら、
 また、来年度上映情報お送り致します)

アウボラーダさんでの上映会。
なんといっても、ブラジル映画祭が始まる以前から
是非、お店でも上映会を!と名刺をいただいいていたのが
店長の黒澤さん。
打ち合わせに伺うと、いろいろと暗幕をはったりなどの
お心使いいただいて、本当に信頼しております。

阿部さんも何度となくライブを行ってこられたお店。
「アウボラーダさんとの出会いは?」と質問すると、
「わからない…」と。
そんな感じで自然と、非常に自然と阿部さんの生活の中に存在していた
日本の中のブラジルであると、感じました。

さて、阿部さんとの対談は、
私が映画の助監督をしていたとき、大雪の中、打ちひしがれている私に、
優しくカチンコ指導してくれた映画監督の杉山嘉一さんです。

今回ブラジル映画祭にも観に来ていただき、
大変、阿部さんのキャラクターを気に入って下さった流れの中で
私がごり押ししまして、阿部さんとの対談となりました。
杉山監督、ありがとうございます。

【杉山嘉一。映画監督。脚本家。日活芸術学院15期卒。青山真治監督の「EUREKA」「月の砂漠」などで助監督を務めた後、ライブドキュメンタリー映画「HIRAKATA」で監督デビュー。「Go Ape」で第1回WOWOWシナリオ大賞を受賞。
監督作品に、「19borders」「ロケットボーイズ」「探偵事務所5」など
脚本作品に、「エリートヤンキー三郎」「南の島のフリムン」など】

杉山監督の映画「HIRAKATA」は、ドキュメンタリとフィクションが入り交じった異色の音楽映画です。
そんな側面からも、お二人のトークが、どんな広がりをみせるのか大変楽しみです。


阿部さんのライブは、ソロということもあり、気合いを入れているそうで、
本邦初公開!の阿部さんオリジナルの一曲もあります。
是非是非、お見逃しなく…。

今週末、「ブラジル日本映画祭」で上映!







寒いです。
布団から出る時間が日々じわじわと伸びる毎日を送っております。
網焼き餅も、食べました。すっかり冬です。
銀座のデモ行進からもう一年が経とうとしているのですね。早いものです。

10月に行われた「ブラジル映画祭」のエジソンさんの推薦をいただいて
明日明後日と、横浜で行われる「ブラジル日本映画祭」で映画が上映していただける運びとなりました。
「ブラジル日本映画祭」は今年で2回目。

主催者の橋本さんは、去年のデモ行進で陣頭指揮をとっていた方。
こんなところでまた再会できるとは、その時は思ってもみませんでした。
橋本さんが、「日本で長く暮らしながら日本語をちゃんと話せない事を非常に恥ずかしいと思っている」と
涙ながらに話されていた姿が今も忘れられない。

“日本の中にある、日本とブラジル。”

映画祭では、薮谷監督の『約束の地 〜言葉を越えて〜』の作品の中で
今年の日本の中にあるブラジルの教育問題を捉えたドキュメンタリーが、上映されます。

私も観に行こうと思っております。とても楽しみです!

日本の中の、ブラジルと日本が
映像を通じて知り合うキッカケが出来ればと、思った
去年の初心を思い出して
本当にこのような機会をいただけて感謝しています。


映画祭のHPはこちら↓。
http://www.100plus20.com/index.html

映画の上映プログラムがあります。


you tubeでは、薮谷監督が作ってくれた「pertificando」の予告編も
アップされています♪

http://www.youtube.com/watch?v=cnp-QJvIu-U


Festival de Cinema Brasil Japao
Prezados Senhores
Envio-lhes a programação do Festival de Cinema Contamos com vossa valiosa presença.

「ブラジル日本映画祭」
開催日時: 2009年12月12日(土)/ 13日(日) 10:00-18:00
開催場所: JICA横浜 会議室
神奈川県横浜市中区新港2-3-1
電話番号:045-663-3251(代表)

2009年11月30日月曜日

ブラジ日本交流協会合宿にて上映会



11月22日(日)の午後、ブラジル日本交流協会にて上映会を開催していただきました。

ブラジル日本交流協会は、略して「ブラニチ」と呼ばれるブラジル研修留学の団体です。

今から10年前の1999年から2000年にかけて一年私もサンバウロへ
この団体を通じて研修留学させていただきました。
当時は、日本ブラジル交流協会、通称「ニッパク」と呼ばれていました。

そんなご縁もあって、上映会を開催していただいたのでした。
ブラジル映画祭の際、朝日新聞に記事を書いていただいた石田氏もこの団体のOBで
団体の研修生というと、何かブラジルを介した柔らかな連帯感をいつも感じ
初対面でも、いつもブラジルの話しで盛り上がることができる希有な存在なのでした。

ブラジルでの研修留学する前年には、全国から集まる留学する若者たち(候補生と呼びます)が
数回合宿を重ねるのですが。
私たちの頃は、100キロハイクや、100冊読書感想文など、思い出の強烈な試練がありました…。
そんな中で、一年間、これ、というテーマをそれそれが、掲げて、ブラジル留学の一年を過ごすのですが、
(確か私は、「ブラジル音楽研究」とかだったような)。
映画の内容が、候補生が研修テーマを立案するのの一役になればと、上映するということになりました。

事務局の村上さんおっしゃるに、「映画を上映→討論し→自分はブラジルで、そして帰国後
 日本人として何をするか」という流れで座談会ができたらとのことで、
なつかしい気持ちを抱えながら、合宿が行われている代々木オリンピックセンターへ向かったのでした。

10年前の自分をみているような懐かしい光景がそこにはありました。
若者たちが、なぜブラジルへ向かうのか?という問いと向かい合っていました。
これからブラジルに一年留学して、ブラジルとともに暮らす皆さんを眩しく、輝かしく
そして羨ましく感じる爽やかな場所でした。

上映後の質疑応答ではいろいろな質問をいただき
また身につまされる時間となりました。






そして、上映後、阿部さんから一言…、ということでお話を頂戴したのですが
「まぁ、理屈じゃないですからね。なぜ、ブラジルへ行くのかという問いを
 頭で考えるのじゃなくて、ブラジルへ行って感じて、確認出来たら良いじゃないでしょうか」と。

ソロギターも数曲演奏していただき、うーん。ブラジルって言葉じゃないのだろうか、と改めて
また映画自体の問い対しての、小さな揺らぎを感じる一夜でした。

石田さん、村上さん、そしてブラニチの皆様、ありがとうございました!!!



 

2009年11月12日木曜日

上映会のお知らせです


すっかり秋もすぎ、冬の気配を感じつつ、ひきこもっておりますが
ありがたいことに、お声をいただき、ブラジル音楽、料理の聖地でもある
お店での上映会を開催していただくことになりました!

11月は、映画にもご出演頂きました、The Amor Maiorのcámaciさんが開く
横浜bar brasileiro barracão da mocidadeでの上映が決定いたしました!

また、12月は、店長の黒澤さんのお人柄と
美味しいビール、日本一のピンガが飲めるという
吉祥寺アウボラーダでの上映会が決定致しました!

映画上映後は、阿部さんのライブや映画ならではのゲスト対談もあります。
少なめの定員がございますので要予約だそうです。
是非お越し下さい。

ほんとうにそれぞれのお店のあたたかな雰囲気。
一歩踏み入れると何か、ブラジルのような落ち着く空間なのです。
映画館とはまたひと味違う、隣同士が近く、対話も近い、そんなひとときが楽しめるんじゃないかなーと。

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【ペルティフィカンド上映会】

日時:11/29(日)16:00open

料金:3800円(2ドリンク付き、要予約、先着16名限定)
内容:
 1.映画『ペルティフィカンド』上映(17:00〜19:00)
 2.阿部浩二×cámaciトークライブ
 3.阿部浩二ミニライブ

ご予約・お問い合わせ:info@mocidade.jp

@bar brasileiro barracão da mocidade
[ブラジリアンバー バハカォン・ダ・モシダーヂ]
 神奈川県横浜市中区翁町1-5-8 ローバー関内B1
 http://barracao.mocidade.jp


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日時:12月13日(日) 

13:00 開場
14:00~16:00 映画上映
16:30~17:00 主演・阿部浩二さんとゲストの対談
17:30~18:00 阿部浩二さんライブ
完全予約制 チャージ 2500円(パステウ付き)+ドリンクオーダー

ご予約 アウボラーダ 0422-20-2797
定員になり次第、受付を締め切りとさせていただきます。

@吉祥寺アウボラーダ
Lanchonete&Bar ALVORADA
武蔵野市吉祥寺本町1-32-9-B1
下車駅:JR、井の頭線・吉祥寺駅 ゆっくり歩いて4分
http://www.alvorada.jp/

2009年10月17日土曜日

ブラジル映画祭 関西紀行 OSAKA




ついにやってきました、ブラジル映画祭in大阪。
東京は山手線。大阪は環状線です。丸いんです。

ブラジルで撮影していた頃、映画祭の桃子さんから、大阪での上映が決まりました!というメールをいただき感動した。
ブラジル映画祭も初めての関西での上映という事で、ほんとうにご尽力されたと。
私は生まれは大阪のため、非常に嬉しく思いました。
そして無事この日が迎えられることに感謝。





九条駅という、大阪の中でもディープな駅に降り立つ。
駅前には、「喫茶ポポ」。なんとも言えない脱リキの空間が広がっておりました。



大阪での劇場は、シネ・ヌーヴォさん。
大阪在住の友人、マゼランが足しげく通うという、映画ファンには聖地のような映画館だ。

大阪上映にあたり、
関西で撮影させていただいた、出演者の方とも再会できて本当に嬉しかった。
日本で初めてサンバカーニバルが始まった神戸まつりを取材した、藤塚フランシスコ・ミツルさん。山田芳信さん。
ノボス・ナニワーノスさん。
ほんとうにお忙しい中、ありがとうございました!


上京してから、早12年。
すっかり大阪の友達もおらず、ほんとにお客さんが来ていただけるのだろうか、不安でしたが、
神戸、大阪、京都から、沢山の方がかけつけてくれた。感激です。
補助席で2時間も観ていただいたみなさまは、お尻が痛くなっちゃったんだろうと。すいません。


映画の笑いポイントが、東京と大阪。違ったのが印象的でした。
私の笑いのツボば、12年の間に一体どのように変貌してしまったのか…。そんな自問自答を繰り返しておりました。


(脱リキしてしまったため、映画祭の写真が全く撮らずでございませんでした。すいません)


上映後は、平日ながら、みなさん居酒屋の打ち上げに参加していただき
本当に嬉しい限りでした。ブラジル音楽サークルの仲間であった、マゼラン、先輩の琴岡さんのしきりにより
楽しい一夜となりました。ありがとうございました。



乾杯の音頭は、我らがブラジル映画祭のエジソンさん。
ほんとうにお疲れさまでした!そしてありがとうございました!


しめのラーメンは、ノボスの皆さんおすすめのラーメン屋にて。
足元おぼつかない状態で、良ちゃん、祈に送っていただきまして、ほんとに皆様におんぶにだっこの関西紀行。
ほんとうにありがとうございました。

帰りの新幹線の中で、
おそろしい数の方の、お力添えのお陰で、映画ができあがり、上映、皆さんに観ていただいたのだと思いました。
東京、大阪の上映に来れなかった皆さんからも上映会のお話をいただき、
ほんとうに夢にも思っていなかった展開で、ほんとうに感謝の言葉もありません。

デモ行進から、はや10ヶ月。
この一年は、pertificando年でした。
様々な局面で励まし、激励を飛ばしてくれた、大阪のオカン。ありがとう。