2009年7月28日火曜日

上映日決まりました。


皆様お世話になっております。


ブラジル映画祭の上映日が決まりました。

■ブラジル映画祭サイト
http://www.cinemabrasil.info/fcb2009/index.html


つくっております、(絶賛編集中)
「pertificando 僕の中のブラジル音楽を辿る旅」は、


2009年 10月8日 東京 @渋谷ツタヤシアター

2009年 10月15日 大阪 @シネマ・ヌーヴォー


で、上映していただける運びとなりました。
また、詳細でましたらご連絡致します。

それぞれ一回きりの上映ですので、是非ご覧いただけましたら
嬉しい限りです。

2009年7月17日金曜日

帰国しました。


亀は生きていた。

まったく元気。
一ヶ月も食べていないのに、なぜ彼は元気なのか?

帰国して急激に、身体の中のブラジルが消えて行く。
9年前、一年ブラジルにいたことがある。

その時は、帰国して一ヶ月ぐらい、本気で立ち直れなかった。
なにがどう、ではなく、立ち直れない。

今は、やや立ち直りつつある。

自分がどこいるのかよくわからないときがある。
何のために、何をしてしているのか?

そんな時、10年間、水槽という小さな世界で
元気に生きている亀に、崇高な生き様を感じる。

彼は、河にはなった方がいいのだろうか?


写真を現像する。
3本しかない。
良かった写真は3枚だけ。

2009年7月12日日曜日

もうすぐ帰ります。


一ヶ月のブラジル撮影もあと2日になりました。

早かった。

今から15日の昼までメールも使えないですが
たぶんちゃんと帰れます。

帰国した15日の夜は、早速阿部先生のギター3人とチェロのライブを
撮影予定です。

とにかく、ブログが2記事しかかけていないことに
自分の弱さを感じつつ。。。

とにかく、書く暇がないぐらい
充実していました。

いい撮影でした。

そして、久々に自分でもこうして
あれこれ書き残したい、という気持ちになったのもの
すごく久々でした。

また、帰ったらみなさんで飲みましょう!

ご心配おかけした皆様のお陰で
今があります。

ありがとうございます!

ate logo!

2009年7月11日土曜日

水中競技


水泳が一番好きなスポーツだとしたら
私と同じ感覚の持ち主かもしれない

あの息苦しさが好きなんでしょ?と。

水の中でもがいている時
そこは本来の自分の居るべき場所とは到底思えないけれど
陸でのんびり生きていると
ぐーたらになってしまうから
時に水の中に飛び込まないといけないとかって思う訳です。

水の中には
陸の上にはいない人たちがいる。

陸にはあがらない、変った人たちが。

時にその人たちは、私の足を引っ張り
溺れさせようとして、遊ぶんだ

2009年7月2日木曜日

清水由香さんとRonaldo do Bandolim



清水由香さん、ピアニスタ。
リオで活躍されてる。


彼女の周りには、
すばらしい音楽仲間が集まり、
無償の愛を授けている。


清水さん宅におじゃました。
ギタリストの阿部さんとも友達の
Ronaldo do Bandolimさんと3人で
音楽談議。


ブラジルでは、名前の後ろに楽器の名前をつけるミュージシャンが
多い。

日本だったら、
山田太郎de尺八
みたいな、渋さ。


セッションもたけなわ。
しかし、15:30。
サッカーが始まる。

バンドリンを抱えたまま、そのままソファーに移動して
テレビを見ながら、セッションする?みたいな
Ronaldoがキュート。


無事、サッカーが終わり、ブラジルが勝つと、
もう上機嫌のRonaldoの演奏は止まらない。
さすがの阿部さんもヘトヘトに。




とにかくキュートな3人でした。






湖がある。


湖がある。

澄んだ水をたたえて、湖畔には沢山のその水の美しさに魅せられて
人々がしばしの休息と癒しを得ながら
休日の穏やかな時を過ごしてる。

湖面は、日差しを受けて、
または、人々の視線を受けて
プリズムを発して輝いている。

その水に触れようと足をそっといれると
ひんやりとした心地よい気持ちにさせてくれるのだ

そして、湖畔でうとうとと眠りに落ちる…。

目が覚めると、湖は、一夜にして底なし沼に変っていた。
ずぶずぶとその底は知れず
あの澄んだ水、
固定まで届く透明性を持った湖の澄んだ水は
生暖かい、ぬめりをもって
私の足をすくった。

空は怒り、雷が鳴り
雨が轟々と降り
私は、一人になった。

その湖の中で、溺れそうになりながら
どうにもこうにもはい出すことができない。

いくら湖がかつて
輝き透明性を持って人々を魅了していたと主張しても
誰の耳にも届かない。

私は一人であり
その底なし沼は人が一人溺れ死のうと
そんなのは時々起きるたいした事のない出来事。

1メートルも沈めば、
湖面から、私は見えなくなる。

誰にもその記憶は知られずに
湖底の凶暴な生き物にぽきぽきと食べられ
何もなかったように
静かに消えゆくのだ。

嵐の翌日、
湖は、澄んだ水をたたえて
再び人々を魅了し始める。

2009年7月1日水曜日

隣の芝刈り機。


みんなに心配されている。

無理しないでねと。

無理をしている。
確実に。

私は一人。

ブラジルに撮影に来てこんなにせつない気持ちになったのは
初めてだ。


ブラジル人の暖かさが、
優し過ぎてつらい。


それに引き換え、あと数日もすれば
日本へ帰ることになるというのに。

隣の芝は、青いのか?